クマの出没に注意しましょう


ページ番号1000718  更新日 令和5年6月2日


ツキノワグマの出没に注意しましょう

岩手県では、令和5年度のツキノワグマの人身被害が多発していることを踏まえ、出没に対する注意喚起を強化し被害の未然防止を図るため、令和5年5月27日付けで岩手県全域に「ツキノワグマの出没に関する警報」を発表しました。

県は令和5年4月18日に県内全域に「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表し、注意喚起しているところですが、県内でのツキノワグマによる人身被害が5月23日現在、7件、8名発生しており、近年の同時期と比較して非常に多くなっています。特に、6名の方が山菜採りの際に被害に遭われています。

山菜採りやレジャー等で山林に入る際は、予期せずクマと遭遇し、被害に遭う危険性が常にあることを意識していただき、入山するかどうか十分に検討するとともに、入山する際は下記の事項に留意し、十分な対策を講じるようお願いします。

花巻市においても、人里への出没が報告されています。クマを寄せ付けない対策を積極的に行い、被害を未然に防ぎましょう。

クマにであわないために

山でクマに出あわない工夫をしましょう

山や森に入ることは、クマの生活場所に入ることです。
そこで、クマに出あわない工夫をすることが大切です。

農作業中にクマに出あわない工夫をしましょう

人里にクマを引き寄せないために

残飯や生ゴミなどはクマにとっておいしいごちそうです。
いったんゴミの味を覚えると、それを目当てに繰り返し出没するようになります。
ゴミの味を覚えたクマは人里におりて人に危害を加える危険性が高まるため、有害駆除により殺処分されることがあります。
クマと人の不幸な出会いや駆除を避けるため、ゴミは適切に処理しましょう。

もしクマに出あってしまった場合

あわてず、騒がずクマを刺激しない。
急に立ち上がったり、大声をあげたり、物を投げつけたり、背中を見せて走って逃げたりしない(逃げると本能的に追いかけてきます)。
クマの動きを見ながらゆっくり後退する。

ツキノワグマってこんな動物です

体長
120センチメートルから145センチメートル
体重
70キログラムから120キログラム
臭覚
敏感
聴力
優れている
視力
あまりよくない
性格
おとなしい、内気、子連れの親は強気
特技
木登り、水泳、走るのも速い
食べ物
ハチミツ、ドングリ、山菜(タケノコ、フキ、マタタビ、キイチゴ、ヤマブドウなど)が好物、昆虫(アリ、ハチ)、サワガニ、木の若芽、葉、里部に出没し栗、柿等の果樹を食べる。
習性
急に背中を見せて走って逃げると反射的に追いかけてくるといわれている。(逃げるものを追いかける)

クマを目撃したり、出没した形跡があったときは、花巻警察署(0198-23-0110)又は市農村林務課(0198-23-1400)へ連絡してください。

また、クマの被害防止対策などの相談は、市農村林務課又は地方振興局保健福祉環境部へ


関連情報


農村林務課
〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
電話:0198-24-2111(内線6277) ファクス:0198-23-1403


[0] 暮らし・行政トップページ [1] 戻る

Copyright (C) City of Hanamaki All rights reserved.